さよならモーニング娘。15'鞘師里保〜ひとりほりほの魅力とは〜

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モーニング娘。15’　エース鞘師里保の卒業を何気なく覗いたtwitterで知りました。

うそだろ。デマだろ。（震え声）

息が止まるかと思う衝撃、押し寄せるグループの今後への不安、りほりほを観に行けるかという焦り、そんな渦巻く思考を整理できずにいた去年のOLわたし15'。

スケジュール的に会いにいけるコンサートやイベントはなく、鞘師卒業の年末が過ぎ、今年を迎えました。モーニング娘。として輝く彼女のパフォーマンスを見納められなかった後悔は一生背負い続けることでしょう。ひと目でも見れたあなたは勝ち組ですよ。

鞘師の急な引退のなかで救いといえば、彼女が留学に行くと言えどもハロープロジェクトにまだ籍を置いているということです。その微かな光が私達ファンの心に冷静さを保たせてくれているのです。

私を深夜までYouTube漬けにしてくれた鞘師の魅力はたくさんあります。

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まず、アイドルらしからぬ目の素朴さ。

控えめなあどけないパーツ。鞘師はパーツの形も配置バランスも整っていて美しいです。すっきりとした上品な横顔の鼻や顎のラインが好みです。新メンバーとして入ったときの幼い頃の可愛らしさの衝撃は凄まじく、モーニング娘。の道重さゆみやベリーズ工房の須藤茉麻などハロプロメンバーを虜にしていました。

次に、楽屋裏映像で見せる屈託ない無邪気な笑顔。鞘師が笑うとみんなが幸せですよね。

ライブで見せるのは、敬愛する高橋愛を見て学んでいるであろう表情。歌唱後の魅惑の笑みや斜め下を見る視線が高橋愛をの面影を感じて感慨深いです。先輩の技を盗み、自分のものにすることは、上達への近道です。もちろん幼少の頃からアクターズスクールで学んだものも多いかと思いますが、鞘師が高橋から大きな影響を受けていることはプラチナ期を見ているファンでなくても感じますよね。

そして、ダンススキル。フリ通りではなく、観客からみてかっこいいダンス。

例えば皆で右手を上げるフリひとつにしても、腰の位置や指先の動きや首をかしげる角度、そしてなびく髪の動きなど、すべてが連動してかっこいいを作っています。それは彼女のセンスに努力と経験値が加わり瞬時に反応できる感が生み出すものでしょう。

鞘師里保は愛されたくてモーニング娘。に加入したのではなく、パフォーマンスをするために入ったのだと思います。イメージはアスリート。それが“ひとりほりほ”なるものを生み出した所以でしょうか。注目を浴びたいとか馴れ合いたいのではなく、極めたい、そんなプロ魂を感じます。だからこそ日に日に皆が仲良くなっていき、メンバーの出入りが多いあの大人数のグループは彼女にとって居心地が悪くなっていったのではないでしょうか。もちろんただのOLの憶測ですので悪しからず。

のびのびとパフォーマンスができる環境でキラキラと輝きながら過ごしていただきたいものです。

さよなら鞘師里保、また会いましょう。